今日は、がんちゃんのフォトエッセイ「AZZURRO(アズーロ)」を読んだ感想を書きます。
発売日に読んでライブの時は、今までとは少し違った印象でがんちゃんを見ていたよ。
目次、一つ目の見出しで88ページ。
飛ばしてしまったかと思って、1ページ戻って確認してみたけど、やはり本文の始まりは88ページからだった。
がんちゃんの写真が冒頭からいっぱい。
AZZURRO(アズーロ)とは、イタリア語で「青色、青空」という意味だそうですが、がんちゃんに青色のイメージって私にはなかった。
私のがんちゃんのイメージカラーはピンクか紫。あとは白と黒。
ワンピースで例えるとチョッパーとサンジの両方を満たした人のイメージ。
でもこの青コーデのがんちゃんが、この本の中で一番好きー。
私の中でがんちゃんの新しい発見は、どんなことでも一番を目指しているところ。
例えば「一瞬にかけたカメラ・アピール」
MATSUさんもキズナで書いていたけど、パフォーマーってチャンスが少ないと思っているものなんだね。
逆にもっと目立ちたいと思っているってことだよね。
今じゃ当たり前のがんちゃんのカメラ目線は、HIROさんに勧められて始めたのかと思っていた。
埋もれちゃう危機感から、がんちゃん自らのチャレンジだったのは意外だった。
古いファンなら王子キャラのがんちゃんに喜びつつも、本当のがんちゃんはそうではないのもきっとわかっている。
ファンが求めるものを提供してくれているのはとてもよくわかっていた。
大人だな…って思ってた。
ビジネスマンに近い考え方で、アーティストではなくリアリストだと自分を分析するがんちゃん。
アーティスト系が多い環境の中では、それが悩みになるとは…苦しかったんだね。
でも個性がない?
いやいやいやいや…
がんちゃん、個性の塊だと思うけど。
お家がお金持ち。
小学生で全国模試1位。
中学受験で慶應に入り、慶應大卒。
ダンスにはまる。
しかもクランプ。
誰もがうらやむ企業から内定をもらい。
直己さんに出会い。
三代目のオーディション受験を勧められ。
見事合格。
クランプで1位になり。
2年連続レコード大賞。
EXILEオーディションに合格。
ドラマ、映画で主演。
お家がお金持ち以外、全部がんちゃんががんばったことじゃん。
お家がお金持ちでも、がんちゃんががんばらなければ、こうなっていないよね。しかもずっとだよ。ずっとがんばってきた。
がんばれたのは、お父さんの「多長根」の教育とお母さんの愛情があったからかもしれないけど。
なにより不良じゃないことに劣等感を感じたからって、ヘルメットに「不良」ってステッカー貼る人はがんちゃんしかいない。
普通は不良になります。
彼女にサプライズしたいからって、サンタさんになって登場したり、メッセージが書かれた赤いふんどしで告白したりしないから。
普通はプレゼントの内容で驚かせます。
テレビで、あ、がんちゃん今考え事しているなって顔はすぐ分かるけど、考えた結果、出てくる答えが「不良」のステッカーって、短絡的過ぎて…w
そういうがんちゃんがめっちゃ好き。
いつも悩んで考えて苦しそうだけど、びっくりするような答えを出してきて、ある意味アイディアマンだと思うけどw
他に好きな所は、常識があって、品があるところ。
私は放任主義の家庭で育ったので、まぁ社会の当たり前ということが備わっていないことを日々感じる。
もう大人だから、気付いたら学んで身につけることができるから、親のせいにはもう出来ないけど、気づいた時の恥ずかしさ。
当たり前のことが当たり前にできるって凄いなって思うし、がんちゃんだからEXILE TRIBEのみんなに伝えていけることじゃないかなって思う。
あと、クランプしてる時のがに股。
本に書いてあったストンプって言うやつ。
あれをしてるときのがんちゃんが好き。
ぜひ実現してほしいのは家族旅行。
がんちゃんのお母さんのことば、恩返しは「一緒に時間を過ごすこと」
これは私にも響いてちょっと涙出た。
そんなことでいいんだーって。
でも亡くなった祖父母を見ていたから、ちょっとわかる気もする。
大事にしよう。
「三代目メンバーのこと」「絆よりも情」はみんなに読んでもらいたいなー。このあたりのことは、全メンバーからも聞いてみたい気もするけど。
AZZURROは、NAOTOさんが言っていた心の中に虎を飼っているってこういうこと!と思うエピソードがいっぱいの本でした。
もっともっと応援したくなる人でした!
最後に
がんちゃん、おしり出してるー!
て、家の中で叫ばされました(///_///)
この本の最大の特典じゃないでしょうか(笑)